うたのみあらか

かみほめ つちほめ たてまつる みそひとつ

詠題 結婚 ささぐるばかりの熨斗袋

詠題 結婚

 気のすすまない宴席を 呪詛も吐かずに埋めたのだから
 破婚の折には溜飲下がる 不幸話のひとつやふたつ
 聞かせてくれてもいいだろう

啓示なくつがい結びし今生も宿世の縁の兆しなれかし
129. けいじなく つがいむすびし こんじょうも しゅくせのえんの きざしなれかし
  いじなく
  がいむすびし
こん じょうも
  ゅくせのえんの
  ざしなれかし
「けつこんしき」