うたのみあらか

かみほめ つちほめ たてまつる みそひとつ

奈良県

奈良県御所市原谷 国見神社 主祭神 瓊瓊杵尊

奈良県御所市原谷 国見神社 国見山 神日本磐余彦尊を斎ひ 瓊瓊杵尊に奉る 暮れかかりにぎし秋津らみおやにもしみつ吾れにもしみつあなにや 852. くれかかり にぎしあきつら みおやにも しみつわれにも しみつあなにや 暮れ懸かり賑し/和し秋津ら御祖にも沁み…

奈良県東吉野村 丹生川上神社中社 高見川しまし漬ちたし夢の淵にも

奈良県吉野郡東吉野村 丹生川上神社 中社 罔象女神に奉る にこ晴れや雨師のまにまに笠やどり若魚あゆらむ水のまにまに 783. にこはれや うしのまにまに かさやどり わかなあゆらむ みずのまにまに 和晴れや雨師の随に笠宿り若魚落らむ水の随に に こはれや …

奈良県東吉野村 丹生川上神社中社 丹生のたがねも舐めてしか

奈良県吉野郡東吉野村 丹生川上神社 中社 椎根津彦によせ 罔象女神に奉る にわかにも浮かみし魚や吾が君の瓶にさし酔う水ささらぐに 782. にわかにも うかみしいおや わがきみの かめにさしよう みずささらぐに 俄にも浮かみし魚や吾が君の瓶に差し酔う水酒…

奈良県三郷町 龍田大社 楓らの縁も無くしていろはとう

奈良県生駒郡三郷町 龍田大社 三室山 天御柱大神 あるいは 志那都比古神に奉る 蒼いろはやや染む霜にたしなみてついに紅葉とたたみなすかも 768. あおいろは ややしむしもに たしなみて ついにもみじと たたみなすかも 蒼いろは漸染む霜に嗜みて終に紅葉と畳…

奈良県三郷町 龍田大社 もみじなる龍田の色や身を焦がし

奈良県生駒郡三郷町 龍田大社 三室山 天御柱大神 あるいは 志那都比古神に奉る 山ぬしはしたふ肌こそいつくしめたたずまざらしそのみのからに 767. やまぬしは したふはだこそ いつくしめ たたずまざらし そのみのからに 山主はしたふ肌こそ慈しめ佇まざらし…

奈良県天理市 石上神宮 叢雲を見出でて欠けき おろちのあらまさ

奈良県天理市 石上神宮 経津主神によせ 布都斯魂大神に奉る おろちばら振るうや全くしつけたる みごと羽々斬またなきつるぎろ 731. おろちばら ふるうやまたく しつけたる みごとはばきり またなきつるぎろ 大蛇ばら振るうや全く仕付けたる 見事羽々斬又無き…

奈良県天理市 大和神社 父子桜 いくかえり咲いたまえ いくせ散るとも

奈良県天理市 大和神社 戦艦大和ゆかりの宮 父子桜 大国主大神によせ 日本大国魂大神に奉る ひとひらにかげを偲ばば沖さくる祖よいろ兄よまとかなれかし 550. ひとひらに かげをしのばば おきさくる おやよいろえよ まとかなれかし 一片に影を偲ばば沖放くる…

奈良県橿原市 橿原神宮 さかのぼらば吾にも祖あり けだしあらむ

奈良県橿原市 橿原神宮 神日本磐余彦命に奉る 遠ちはるか 君をしたいし地の子は目なら口ならわれにも似てけむ 545. おちはるか きみをしたいし つちのこは めならくちなら われにもにてけむ 遠ち遥か 君を慕いし地の子は目なら口なら吾にも似てけむ おちはる…

奈良県天理市 石上神宮 にぎはやひの十種神宝

奈良県天理市布留町 石上神宮 布留御魂大神に奉る 古き神よ祈みな疎みそ玉垣の内つ国の子 君が子なれば 472. ふるきかみよ のみなうとみそ たまがきの うちつくにのこ きみがこなれば 古き神よ祈みな疎みそ玉垣の内つ国の子 君が子なれば ふる きかみよ のみ…

奈良県天理市 石上神宮 たけみかづちのくだされしつるぎ

奈良県天理市 石上神宮 布都御魂大神に奉る いわれひくその天孫の遺しける神さびのそのみつるぎ尊し 461. いわれひく そのあめみまの のこしける かむさびのその みつるぎとうとし 謂れ引くその天孫の遺しける神さびのその御剣尊し い われひく そ のあめみ…

奈良県奈良市 春日大社 鹿島ゆり鹿こ駆りこし武つ神

奈良県奈良市 春日大社 武甕槌命に奉る 鹿子や鹿子 すがたい隠らふ白な鹿子 やつこはかかな神ますかの背な 448. かこやかこ すがたいかくらふ しろなかこ やつこはかかな かみますかのせな 鹿子や鹿子 姿い隠らふ白な鹿子 奴は掻かな神坐す彼/鹿の背な か こ…

奈良県桜井市三輪 大神神社 大神に大神まつる 御酒神まつる

奈良県桜井市三輪 大神神社 大物主大神、大己貴神に奉る みあらかのさみはいずくに くわ見さね 礼にとおしろき神奈備の山 442. みあらかの さみはいずくに くわめさね らいにとおしろき かむなびのやま 御殿のさ身は何処に くわ見さね 礼にとおしろき神奈備…

奈良県奈良市 若草山 鹿も見蕩るや三指の夜景

奈良県奈良市 若草山 往古を偲ぶ なつく鹿の礼しししばの山の端ゆまほらにしのぶ遠つ祖かも 217. なつくかの らいしししばの やまのはゆ まほらにしのぶ とおつおやかも 懐く鹿に礼しし芝の山の端ゆまほらに偲ぶ遠つ祖かも な つくかの ら いしししばの や …

神武天皇 神日本磐余彦尊 中州(うちつくに)平定

神日本磐余彦(かむやまといわれひこ)尊 言祝く かいな鳴す身業こそ若やれ 天つ真孫つ曽孫 常つ国しく 190. かいななす むわざこそわか やれあまつ まひこつひひこ とこつくにしく 腕鳴す身業こそ若やれ 天つ真孫つ曽孫 常つ国敷く か い ななす む わ ざこ…