うたのみあらか

かみほめ つちほめ たてまつる みそひとつ

品川区

山手線 五反田駅 哀しみも慶びもみそとせの刻(きざ)

東京都品川区東五反田 JR東日本 五反田駅 ねむの木の庭 言祝く 御座ありにたわみし合歓もだんだんに平らぐみよと成らばうれしも 820. ござありに たわみしねむも だんだんに たいらぐみよと ならばうれしも 御座ありに撓みし合歓も段々に平らぐ御世と成らば…

品川区大崎 居木神社 朽ちにしは朽ちぬるままに花もよい

東京都品川区 JR山手線 大崎駅 大崎鎮守 居木神社 ゆるぎの松 日本武尊に奉る おうすなるお伽の花もさかりよと聞かば恋ほしもゆるぎの松にも 816. おうすなる おとぎのはなも さかりよと きかばこほしも ゆるぎのまつにも 生うす/小碓なるお伽の花も盛りよと…

大崎鎮守 居木神社 ささめくは風かみつはか目黒川

東京都品川区 JR山手線 大崎駅 大崎鎮守 居木神社 居木橋 日本武尊に奉る 丘はらの小碓やしろのさきがけの雉子狩りかてにゆるぎの橋うら 815. おかはらの おうすやしろの さきがけの きじかりかてに ゆるぎのはしうら 丘腹の小碓/生うす社の魁の雉子狩りかて…

東海道五十三次 一の宿 武蔵国荏原郡 品川宿 汝が身にあらば飛ばましを

武蔵国荏原郡(東京都品川区) 品川宿 品川湊に旅の友を言祝く 白ちどり 汝が身にあらばわたす瀬も飛びゆかましを 草鞋すりけり 590. しろちどり ながみにあらば わたすせも とびゆかましを わらじすりけり 白千鳥 汝が身にあらば渡す瀬も飛び行かましを 草…

東海道五十三次 一の宿 武蔵国荏原郡 品川宿 ともにゆかむや みやこ詣で

武蔵国荏原郡(東京都品川区) 品川宿 品川湊に旅の友を言祝く わたのはら ながむるどちの白ちどり ともにゆかむや やよみやこ詣で 589. わたのはら ながむるどちの しろちどり ともにゆかむや やよみやこまで 海の原 眺むるどちの白千鳥 共に行かむや やよ…

東海道五十三次 一の宿 武蔵国荏原郡 品川宿 すぎて花笑く武家さだめ

武蔵国荏原郡(東京都品川区) 品川宿 品川 日之出 広重の手によせ 言祝く わざとめきながす列らのしんがりの過ぎて笑きなむ武家さだめよな 588. わざとめき ながすつららの しんがりの すぎてさきなむ ぶけさだめよな 態とめき流す列らの殿の過ぎて笑きなむ…

東海道五十三次 一の宿 武蔵国荏原郡 品川宿 子らをまつらむ白帆船

武蔵国荏原郡(東京都品川区) 品川宿 品川 日之出 広重の手によせ 言祝く 白帆船 ながき旅ゆり吾が子がり今しもどれば子らをまつらむ 587. しらほぶね ながきたびゆり わがこがり いましもどれば こらをまつらむ 白帆船 長き旅ゆり吾が子がり今し戻れば子ら…

東海道五十三次 一の宿 武蔵国荏原郡 品川宿 敷島の道ふむわれぞ

武蔵国荏原郡(東京都品川区) 品川宿 品川 日之出 広重の手によせ 旅はじめの心を言祝く わたつみよ 汝がささげたる敷島の道ふむわれそ ながめさせなも 586. わたつみよ ながささげたる しきしまの みちふむわれそ ながめさせなも 海つ神よ 汝が捧げたる敷…

五反田駅 ねむの木の庭 夢におとなえ ねむ花児

山手線 五反田駅 ねむの木の庭 言祝く 夏来なば暖紅の花や畳なわれ 郷家に遠き眠の庭にも 252. なつきなば だんくのはなや たたなわれ ごうかにとおき ねむのにわにも 夏来なば暖紅の花や畳なわれ 郷家に遠き眠の庭にも つきなば だん くのはなや た たなわ…

山手線 品川駅 御殿山 わらべごの笑みあふるるや

山手線 品川駅 御殿山 慰め言祝く 國のため身を棄ててなおさかる庭 あどなき花が咲いてあるらし 090. くにのため みをすててなお さかるにわ あどなきはなが わらいてあるらし 國の為身を棄てて尚盛る庭あどなき花が咲いてあるらし くにのため みをすててな…

山手線 五反田駅 ねむの木の庭

山手線 五反田駅 ねむの木の庭 かしこみ言祝く ねむ花児匂わばあなたやすらがん せめてひと枝おとないもがも 059. ねむはなご におわばあなた やすらがん せめてひとえだ おとないもがも 合歓花児匂わば彼方安らがんせめて一枝訪いもがも ねむはな ご におわ…

大崎鎮守 居木神社 目黒川の水難さけて丘にます

東京都品川区 JR山手線 大崎駅 大崎鎮守 居木神社 居木橋 日本武尊に奉る 丘はらにおわすやしろのさきがけは雉子ノ宮とそゆるぎ橋に聞く 058. おかはらに おわすやしろの さきがけは きじのみやとそ ゆるぎばしにきく 丘腹に御座す社の魁は雉子ノ宮とそゆる…

東京都史跡 鈴ヶ森刑場 逢いたいと燃やす情けが身を焦がし

東京都史跡 鈴ヶ森刑場 土地に言祝き刑死者に祷る 逢瀬なす火はままならず恋の性 八百屋お七も身を焼かれたり 055. おうせなす ひはままならず こいのさが やおやおしちも みをやかれたり 逢瀬為す火は儘ならず恋の性 八百屋お七も身を焼かれたり おうせな …