うたのみあらか

かみほめ つちほめ たてまつる みそひとつ

幕末~維新のころ

福岡市中央区天神 少林寺 一誅に月をおとして偽造札

福岡県福岡市中央区天神 大凉山少林寺 月形洗蔵墓所 兄 福岡藩士月形洗蔵に捧ぐ きみなくて雄飛尽くさん国ならじ さし照らさなん見なす月ゆり 751. きみなくて ゆうひつくさん くにならじ さしてらさなん みなすつきゆり 君無くて雄飛尽くさん国ならじ 指し/…

三宮神社 神戸事件 岡山藩士 滝善三郎を惜しむ

兵庫県神戸市 三宮神社 神戸事件 湍津比売命に奉る 義をなさん備前おのこのあたら身や くちおしかるらむ湍津の比売にも 457. ぎをなさん びぜんおのこの あたらみや くちおしかるらむ たぎつのひめにも 義を為さん備前男子の惜身や 口惜しかるらむ湍津の比売…

筑前黒崎宿 櫻屋主人 明治六年改姓 贈従五位 宇都宮正顕

筑前国 遠賀郡 黒崎宿 旅籠 櫻屋 櫻屋主人 古海東四郎を偲ぶ 公卿にも楼に宿りし櫻屋は勤皇あつみ正と顕る 265. くぎょうにも ろうにやどりし さくらやは きんのうあつみ まさとあらわる 公卿にも楼に宿りし櫻屋は勤皇厚み正と顕る く ぎょうにも ろ うにや…

筑前黒崎宿 櫻屋 勤皇の志士 御用達の旅籠

筑前国 遠賀郡 黒崎宿 旅籠 櫻屋 偲ぶ 一新の國のあしたの論つはき櫻の宿に霧ふかめけむ 264. いっしんの くにのあしたの ろんつはき さくらのやどに きりふかめけむ 一新の國の明日/朝の論唾吐き櫻の宿に霧深めけむ いっしんの く にのあしたの ろ んつはき…

豊前国 小倉藩 1866年 第二次長州征討 香春 豊津ともののふ流れて廃藩置県

豊前国 小倉藩 苦汁を嘗めし先つ祖を偲ぶ 乱あれば国の偉城も焦げの土 人はかわらじ 秋月やさす 145. らんあれば くにのいじょうも こげのつち ひとはかわらじ あきづきやさす 乱あれば国の偉城も焦げの土 人は 変わらじ/香春路 秋月や差す ら んあれば く …

北九州市八幡西区 舟町 五卿上陸地の碑 古湊に偲ぶ幕末の政変

八幡西区 舟町 五卿上陸地の碑 偲び言祝く 吹き荒るる波七難もまつろわず 筑前の灯にきょうはよすらむ 138. ふきあるる なみしちなんも まつろわず ちくぜんのひに きょうはよすらむ 吹き吹き荒るる波七難も服わず筑前の灯に卿/今日は寄すらむ ふ きあるる …

山手線 品川駅 御殿山 わらべごの笑みあふるるや

山手線 品川駅 御殿山 慰め言祝く 國のため身を棄ててなおさかる庭 あどなき花が咲いてあるらし 090. くにのため みをすててなお さかるにわ あどなきはなが わらいてあるらし 國の為身を棄てて尚盛る庭あどなき花が咲いてあるらし くにのため みをすててな…

東京 縁起 大久保卿の謀りごと

首都 東京 由緒を偲び、「東京」を著書に顕した佐藤信淵翁、江戸改称を建言した大久保利通卿を言祝く 時に文政 謳いし奇書の生の墨を由と纏える美し都よ 033. ときにぶんせい うたいしきしょの きのすみを よしとまとえる うましみやこよ 時に文政謳いし奇書…