八幡西区
八幡西区 皇后崎 往古を偲ぶ 古記ゆかし海こそ常世がましけれ 笑くはたまゆら后しうるわし 179. こきゆかし うみこそとこよ がましけれ さくはたまゆら きさきしうるわし 古記ゆかし海こそ常世がましけれ笑くは玉響后し麗し こ きゆかし う みこそとこよ が …
筑豊電鉄 木屋瀬電停 言祝く 舶来の背しろき客も軒ゆすり宿に落ちけむ心しらひに 176. はくらいの せしろききゃくも のきゆすり やどにおちけむ こころしらひに 舶来の背白き客も軒揺すり宿に落ちけむ心しらひに はくらいの せ しろききゃくも の きゆすり …
筑豊電鉄 新木屋瀬電停 言祝き 菅原道真公に奉る 夢の瀬のさめてみのるや安寝の子 扇天神そいてあるべし 175. ゆめのせの さめてみのるや やすいのこ おうぎてんじん そいてあるべし 夢の瀬の覚めて実るや安寝の子 扇天神添いてあるべし ゆめの せの さめて…
遠賀野 興玉神社 遠賀川の渡し 往時を偲ぶ 遠賀の魚ならず憂えんまろうどがよるはましらのきみの庵かも 174. おかのいお ならずうれえん まろうどが よるはましらの きみのいおかも 遠賀の魚ならず憂えん客人が拠るは猿の君の庵かも おかのい お ならずうれ…
筑豊電鉄 楠橋電停 廣旗八幡宮 往古を偲ぶ 明ケ森に祝夜はやしし万古の火すめらきさきもくしく照りけむ 172. あけがもりに しゅくやはやしし ばんこのひ すめらきさきも くしくてりけむ 明ケ森に祝夜囃しし万古の火 皇后も奇しく照りけむ あけがもりに し ゅ…
筑豊電鉄 黒崎-直方 言祝く くすしかれ 路次の古木の晒れてなお今日の新芽が生いゆくあした 170. くすしかれ ろしのふるきの されてなお きょうのあらめが おいゆくあした 奇しかれ路次の古木の晒れて猶今日の新芽が生い行く明日 く すしかれ ろ しのふるき…
筑豊電鉄 貞元電停(現熊西電停) 言祝き 神倭伊波禮毘古命に奉る 清けきはだれの宮にや物ゆかし遠つ神代の王子のなるらし 169. さやけきは だれのみやにや ものゆかし とおつかみよの おうじのなるらし 清けきは誰の宮にや物ゆかし遠つ神代の王子のなるらし…
筑豊電鉄 黒崎車庫前電停 言祝く えも垂らふまぶた暇なきここちよさ 八尋む鉄路しらべゆかしく 168. えもたらふ まぶたいとなき ここちよさ やひろむてつろ しらべゆかしく えも垂らふ目蓋暇無き心地好さ八尋む鉄路調べゆかしく え もたらふ ま ぶたいとな …
筑豊電鉄 西山電停 言祝く 庭つ口しば踏む電車安からず狸や詣づらむ鳴神ほこら 167. にはつくち しばふむでんしゃ やすからず まみやまづらむ なるかみほこら 庭つ口屡踏む電車安からず狸や詣づらむ鳴神ほこら に わつくち し ばふむでんしゃ や すからず ま…
筑豊電鉄 筑豊香月電停 言祝く 千々舞うは黒川しらす星の子か 浮きつ沈みつ翠ちらめき 165. ちぢまうは くろかわしらす ほしのこか うきつしずみつ みどりちらめき 千々舞うは黒川知らす星の子か浮きつ沈みつ翠ちらめき ち ぢまうは く ろかわしらす ほ しの…
筑豊電鉄 黒崎駅前電停 言祝き 牛頭天王 素戔嗚尊に奉る 熊手さす路傍の御饗さわぎゆき綺羅きそう山いかにや牛頭え 164. くまでさす ろぼうのみあえ さわぎゆき きらきそうやま いかにやごずえ 熊手差す路傍の御饗騒ぎ行き綺羅競う山如何や牛頭え く までさ…
筑豊電鉄 三ヶ森電停 言祝く 花さかり虫もわらしも出で来しが温む金山かわべの長閑けさ 163. はなさかり むしもわらしも いでこしが ぬるむきんざん かわべののどけさ 花盛り虫も童も出で来しが温む金山川辺の長閑けさ はなさか り むしもわらし も いでこし…
筑豊電鉄 森下電停 瀬板の森公園 言祝く 土も樹も肥ゆる道のりわたす橋 のぞむは瀬板 水濃き森よ 162. つちもきも こゆるみちのり わたすはし のぞむはせいた みずこきもりよ 土も樹も肥ゆる道程渡す橋臨むは瀬板 水濃き森よ つちもき も こゆるみちの り わ…
筑豊電鉄 今池電停 山を寂しみ新町を言祝く 池みやるまに山かくれ家は並み着せる町の名 耳にしあらたし 161. いけみやる まにやまかくれ いえはなみ けせるまちのな みみにしあらたし 池見遣る間に山隠れ家は並み着せる町の名 耳にし新たし い けみやる ま …
筑豊電鉄 穴生電停 鷹見神社 悼み慕ふ あたら身を野辺に散らししおのこらはわがうぶすなよ いろ兄と懐かむ 160. あたらみを のべにちらしし おのこらは わがうぶすなよ いろえとなつかむ 可惜身を野辺に散らしし男らは吾が産土よ いろ兄と懐かむ あ たらみを…
筑豊電鉄 西黒崎電停 言祝く さきざきの禄ひらきゆく薫習は錦と着さね花も咲はむ 159. さきざきの ろくひらきゆく くんじゅうは にしきとけさね はなもわらはむ 先々の禄拓きゆく薫習は錦と着さね花も咲はむ さき ざきの ろ くひらきゆく く んじゅうは にし…
筑豊電鉄 萩原電停 皇后崎 往古を偲び言祝く 晴れさして銀の波間に咲いける花のなごりそ皇后崎なる 154. はれさして ぎんのなみまに わらいける はなのなごりそ こうがさきなる 晴れ射して銀の波間に咲いける花の名残そ皇后崎なる は れさして ぎ んのなみま…
筑豊電鉄 熊西電停 一宮神社 神日本磐余彦尊 息長帯比売尊に奉る 草わけに詣づる后もにびのたま敷くひもろぎにいわれ偲ぶや 153. くさわけに まづるきさきも にびのたま しくひもろぎに いわれしのぶや 草分けに詣づる后も鈍の玉敷く神籬に謂れ偲ぶや く さ…
パンと洋菓子のシロヤ 言祝く こぼしつつ乳のしみしむ柔つ肌 路次に食みなばしづるしづくしづ 148. こぼしつつ ちちのしみしむ やわつはだ ろしにはみなば しづるしづくしづ 玉噛めば乳汁染み染む柔の肌 路次に食みつつ垂る雫垂づ こぼしつつ ちちのしみしむ…
黒崎 三菱化学 紅白煙突 言祝く 熊の地や路次のしるべは幸の白 寿の紅かさね天さす 146. くまのちや ろしのしるべは さきのしろ ことぶきのあか かさねあめさす 熊の地や路次の標は幸の白 寿の紅重ね天指す く まのちや ろ しのしるべは さき のしろ ことぶ…
八幡西区 舟町 五卿上陸地の碑 偲び言祝く 吹き荒るる波七難もまつろわず 筑前の灯にきょうはよすらむ 138. ふきあるる なみしちなんも まつろわず ちくぜんのひに きょうはよすらむ 吹き吹き荒るる波七難も服わず筑前の灯に卿/今日は寄すらむ ふ きあるる …
福岡県北九州市八幡西区 鹿児島本線 折尾駅 言祝く おりしなに喨々ひびく音きけば腹もうたいぬ かしわめしひとつ 105. おりしなに りょうりょうひびく おときけば はらもうたいぬ かしわめしひとつ 降りしなに喨々響く音聞けば腹も謡いぬ かしわめし一つ お …
長崎街道 黒崎宿 曲里の松並木 往古の松にかしこみ、あたらしき並木に言祝く くきの海 路次に背負わば先にまつ樹々は曲里の並木なりけり 052. くきのうみ ろしにせおわば さきにまつ きぎはまがりの なみきなりけり 洞海 路次に背負わば先に待つ樹々は曲里の…
西鉄北九州線 砂津 - 黒崎駅前 終の日を思う 過ぎかれて何そなつかしき終の朝 埋けし轍ろ鈍とひかめく 019. すぎかれて なそなつかしき ついのあさ いけしわだちろ にびとひかめく 過ぎ離れて何そ懐かしき終の朝 埋けし轍路/ろ鈍とひかめく す ぎかれて な …
八幡西区 永犬丸 榊姫神社 榊姫命に奉る 隠らるる姫の乞うままおみなこのこしけのやまいすくわせたまえ 013. かくらるる ひめのこうまま おみなこの こしけのやまい すくわせたまえ 隠らるる姫の乞う儘女子の帯下の病救わせたまえ かくらる る ひめのこうま …
中間 香月 椋枝 大辻炭鉱ボタ山 遺跡に祖を偲ぶ 嵩立つは土にあらずと聞きし山 草むすよすか閑にもがもな 011. かさだつは つちにあらずと ききしやま くさむすよすか のどにもがもな 嵩立つは土にあらずと聞きし山 草生す寄す処閑にもがもな か さだつは つ…
北九州市 八幡西区黒崎 シロヤベーカリー サニーパン 言祝く くうならば路次にかぐわしサニーなる貴偉のたまもて腹をそみたさん 009. くうならば ろしにかぐわし さにいなる きいのたまもて はらをそみたさん 空 / 喰う ならば路次に芳しサニーなる貴偉の玉…
筑豊本線 折尾-中間 四線区間をなつかしむ 海をさす四線のそろえ同じくも離会かさねておましましけり 007. うみをさす しせんのそろえ おなじくも りかいかさねて おましましけり 海を差す四線の揃え同じくも離会重ねて御座しましけり うみをさす しせんの…