うたのみあらか

かみほめ つちほめ たてまつる みそひとつ

2018-11-20から1日間の記事一覧

三重県伊勢市 伊佐奈彌宮 兄も姉も願はざらめやも 同じきに

三重県伊勢市 内宮 別宮 伊佐奈彌宮 伊弉冉尊に奉る いろは褪せざらむ いかにや萎ゆる 君見そなふ御代の吾はなくとも 778. いろはあせ ざらむいかにや なゆるきみ みそなふみよの われはなくとも いろは褪せざらむ 如何にや萎ゆる 君見そなふ御代の吾は無く…

三重県伊勢市 伊佐奈彌宮 子なればよするひたごころ

三重県伊勢市 内宮 別宮 伊佐奈彌宮 伊弉冉尊に奉る いとし香 生せる黒髪のぞく眉やさしいろはよいづれ黄泉にて 777. いとしかざ なせるくろかみ のぞくまみ やさしいろはよ いづれよみにて 愛し香 生せる黒髪覗く眉優しいろはよ何れ黄泉にて い としか ざ …

三重県伊勢市 伊佐奈彌宮 まみえのひととき のこりなく

三重県伊勢市 内宮 別宮 伊佐奈彌宮 伊弉冉尊に奉る やつこには祈みおおせつる身こそあれなつく心からいざようままに 776. やつこには のみおおせつる みこそあれ なつくうらから いざようままに 奴には祈み果せつる身こそ在れ懐く心から猶予う随に や つこ…

三重県伊勢市 伊佐奈彌宮 われはつちの子 みましのなせる

三重県伊勢市 内宮 別宮 伊佐奈彌宮 伊弉冉尊に奉る いざさらば並みたつ祖に祈みしらへ 八千代に知らす八洲の子にして 775. いざさらば なみたつおやに のみしらへ やちよにしらす やしまのこにして いざさらば並み立つ祖に祈みしらへ 八千代に知らす八洲の…

三重県熊野市 花窟神社 いろいろに花そなへてむ いろはいわくら

三重県熊野市有馬町 花窟神社 伊弉冉尊に奉る 這いわたす縄のいわおの野屋しらら 幸くあります御子といろはと 774. はいわたす なわのいわおの のやしらら さきくあります みこといろはと 這い渡す縄の巌の野屋白ら 幸く在り坐す御子といろはと は い わたす…

福岡市西区 飯盛神社 ひとしきにむまれてかくる やよいも今も

福岡県福岡市西区大字飯盛 飯盛神社 飯盛山 やよいの風公園 伊弉册大神に奉る 去に飾りいたすいろはの守りふかみやよいの祖もましましあるらむ 773. いにかざり いたすいろはの もりふかみ やよいのおやも ましましあるらむ 去に飾り致すいろはの守り深み弥…

滋賀県草津市 志那神社 サンヤレ踊り 風に伝えね 鉦も鼓も

滋賀県草津市志那町 志那神社 サンヤレ踊り 志那津彦命に奉る しくしげく鳴るさ敲くさ筒井筒しばしまことししな見せ申さな 772. しくしげく なるさたたくさ つついづつ しばしまことし しなみせまさな 頻く繁く鳴るさ敲くさ筒井筒暫しまことし品見せ申さな …

草津市志那町 志那神社 たてがみたなびく風の神のたなうらに

滋賀県草津市志那町 志那神社 志那津彦命に奉る つれづれに参道ゆけばくらべ馬なつかしみ風しないたつ見ゆ 771. つれづれに さんどうゆけば くらべうま なつかしみかぜ しないたつみゆ 徒然に参道行けば競べ馬懐かしみ風撓い立たつ見ゆ つ れづれに さ んど…

三重県伊勢市 風日祈宮 とこしえに吹きしらふみましなれば

三重県伊勢市 内宮 別宮 風日祈宮 級長津彦命に奉る 神の御座 久なる洲のみいくさの御先たまふやいづれ知らずも 770. かみのござ ひさなるしまの みいくさの みさきたまふや いづれしらずも 神の御座 久なる洲の御軍の御先賜ふや何れ知らずも か みのご ざ …

三重県伊勢市 風日祈宮 常世の浪のよするらし この神風の伊勢つ国

三重県伊勢市 内宮 別宮 風日祈宮 級長津彦命に奉る 神のわざひたむす時の海の寇の禊がせけむやただあらたかに 769. かみのわざ ひたむすさだの みのあだの みそがせけむや ただあらたかに 神の業直生す時の海の寇の禊がせけむやただ灼たかに か みのわ ざ …

奈良県三郷町 龍田大社 楓らの縁も無くしていろはとう

奈良県生駒郡三郷町 龍田大社 三室山 天御柱大神 あるいは 志那都比古神に奉る 蒼いろはやや染む霜にたしなみてついに紅葉とたたみなすかも 768. あおいろは ややしむしもに たしなみて ついにもみじと たたみなすかも 蒼いろは漸染む霜に嗜みて終に紅葉と畳…

奈良県三郷町 龍田大社 もみじなる龍田の色や身を焦がし

奈良県生駒郡三郷町 龍田大社 三室山 天御柱大神 あるいは 志那都比古神に奉る 山ぬしはしたふ肌こそいつくしめたたずまざらしそのみのからに 767. やまぬしは したふはだこそ いつくしめ たたずまざらし そのみのからに 山主はしたふ肌こそ慈しめ佇まざらし…

福岡県筑前町中牟田 朝倉街道 道中 このごろはもろおか市場でひとやすみ

福岡県朝倉郡筑前町中牟田(旧夜須町) 朝倉街道 道中 言祝く なんとして風の追うまま向くままに立ちゆきかてぬ 息むみ安み 766. なんとして かぜのおうまま むくままに たちゆきかてぬ やすむみやすみ 何として風の追うまま向くままに立ちゆきかてぬ 息む身…