うたのみあらか

かみほめ つちほめ たてまつる みそひとつ

2017-04-30から1日間の記事一覧

天手力男神こそ

力の神 天手力男 誓ふ あぢさわう目隠してむと宣らす日女の手折り手引ける力神なれ 310. あぢさわう めかくしてむと のらすひめの たおりたびける ちからのかみなれ あぢさわう目隠してむと宣らす日女の手折り手引ける力神なれ あ ぢ さわう め か くしてむ…

思兼神こそ

知恵の神 思兼 誓ふ 思ほえぬ物の諭しやいかにしるねびのしるしの知恵の神なれ 309. おもほえぬ もののさとしや いかにしる ねびのしるしの ちえのかみなれ 思ほえぬ物の諭しや如何に知るねびの験の知恵の神なれ お もほえぬ も ののさとしや いか にしる ね…

菊理比売神こそ

白山の比売 菊理媛 誓ふ 櫛ともす暗き黄泉路に利口まし秘めしむつみを結ぶ比売なれ 308. くしともす くらきよみじに りこうまし ひめしむつみを むすぶひめなれ 櫛灯す暗き黄泉路に利口増し秘めし睦を結ぶ比売なれ く しともす く らきよみじに り こうまし …

火之迦具土命こそ

火の神 火之迦具土 誓ふ 血汐もてつぐないこがすかみむすひ後世にともすほむらの神なれ 307. ちしおもて つぐないこがす かみむすひ のちよにともす ほむらのかみなれ 血汐以て償い焦がす神産霊後世に灯す炎神なれ ち しおもて つぐ ないこがす か みむすひ …

蛭子命こそ

流されて戻りし天磐樟船の神 えびす神 蛭子命 誓ふ ひさなりし流漂の不虞もこすなみのうたに枕きけるえびす神なれ 306. ひさなりし るひょうのふぐも こすなみの うたにまきける えびすがみなれ 久なりし流漂の不虞も越す波の唄に枕きける恵比須神なれ ひ さ…

伊邪那美大神こそ

黄泉つ神 伊邪那美命 誓ふ いろしめく才はあらたま なびらかにみぐしもくくる四方つ神なれ 305. いろしめく ざえはあらたま なびらかに みぐしもくくる よもつかみなれ 色しめく才は新玉 なびらかに御髪も括る四方つ神なれ い ろしめく ざ えはあらたま な …

伊邪那岐大神こそ

国産みの神 神産みの神 伊邪那岐命 誓ふ いちしろき嶄絶なればなる末の御宇も八尋む洲つ神なれ 304. いちしろき ざんぜつなれば なるすえの ぎょうもやひろむ しまつかみなれ 著き嶄絶なれば生る末の御宇も八尋む洲つ神なれ い ちしろき ざ んぜつなれば な …

素戔男命こそ

須賀の地に歌詠む神 素戔男尊 誓ふ すがしからぬ沙汰のとがめと野に天降り大蛇ほふれる須賀し神なれ 303. すがしからぬ さたのとがめと のにあもり おろちほふれる すがしかみなれ 清しからぬ沙汰の咎めと野に天降り大蛇屠れる須賀し神なれ す がしからぬ さ…

このブログについて

名を折り体をあらわす歌を詠んでいます。 往にしの祖つらの手を借りて歌を詠んでいます。 もっぱら土地を讃め神さまを讃める歌を詠んでいます。 すべての歌は詠んだ土地や神さまがたへの捧げものです。 また同じく詠んだ土地や神さまを敬う方々への捧げもの…